なぜ堀に鯛が泳ぐ?史跡高松城跡(玉藻公園)の見どころと最新情報を徹底解剖

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なぜ堀に鯛が泳ぐ?史跡高松城跡(玉藻公園)の見どころと最新情報を徹底解剖
なぜ堀に鯛が泳ぐ?史跡高松城跡(玉藻公園)の見どころと最新情報を徹底解剖
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🎵 なぜ堀に鯛が泳ぐ?史跡高松城跡(玉藻公園)の見どころと最新情報を徹底解剖

JR高松駅から目と鼻の先、瀬戸内海の潮風が吹き抜ける場所に広がる「史跡高松城跡(玉藻公園)」。愛媛の今治城、大分の中津城と並び日本三大水城の一つに数えられるこの城郭は、城巡りファンのみならず、香川を訪れる観光客にとって外せない名所となっています。最大の特徴は、全国的にも極めて珍しい「完全な海水堀」を有している点です。

豊臣秀吉の四国平定後に生駒親正が築城を始め、江戸時代には水戸徳川家の系譜を引く松平家が治めた讃岐高松藩の政治的拠点として威容を誇りました。現在は国の史跡に指定され、天守台の復元整備や木造天守閣の再建に向けた調査が進む一方、重要文化財の優美な櫓群や「鯛のエサやり」といった個性的な体験が人気を集めています。現地を訪れる前に押さえておきたい歴史的背景から見どころ、実用的な利用案内まで詳しく解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:高松城跡(玉藻公園)は瀬戸内海から直接海水を引き込む日本屈指の水城で、お堀で本物の真鯛が泳ぐ姿を観察できる。
  • 要点2:重要文化財の月見櫓・水手御門や名建築「披雲閣」、内堀を巡る城舟体験「玉藻丸」など多彩な見どころが凝縮。
  • 要点3:天守台展望デッキからの絶景に加え、大人200円という手頃な入園料や駅至近の好アクセスも大きな魅力。

【海水堀の謎】お堀になぜ鯛が泳ぐ?「鯛のエサやり」と日本三大水城の秘密

一般的な城郭の堀といえば淡水であり、鯉や亀が泳ぐ姿が定番ですが、高松城跡の内堀や中堀を満たしているのは100%瀬戸内海の水です。かつて城の北側が直接海に面していた立地を生かし、水門を通じて潮の満ち引きにあわせ海水を取り込む構造が今なお機能しています。

海水堀となった結果、堀の中の生態系も完全に海の生き物で構成されることになりました。堀の中には真鯛(マダイ)やクロダイ、ボラ、ヒラメといった海水魚が生息しています。公園内では「鯛願城就(たいがんじょうじゅ)」と名付けられたエサやり体験が名物となっており、自動販売機などで販売されている専用の餌(カプセル入り)を購入して水面に投げ入れると、無数の大きな鯛が激しく水しぶきを上げて群がるダイナミックな光景が楽しめます。城の堀で鯛に餌を与えるという体験は、日本全国を探してもここ玉藻公園でしか味わえない唯一無二の魅力です。

【歴史と見どころ】生駒親正が築いた讃岐高松藩の城郭|月見櫓や重要文化財の美

高松城の歴史は、天正15年(1587年)に讃岐に入封した生駒親正による築城から幕を開けました。その後、生駒家4代の治世を経て、寛永19年(1642年)には徳川家康の孫にあたる松平頼重(水戸黄門として名高い徳川光圀の同母兄)が入封。12万石の城下町として大改修が施され、近世城郭としての完成形を迎えました。

園内に現存する建造物の中で、ひときわ目を引くのが国の重要文化財に指定されている月見櫓(着到櫓)・水手御門・渡櫓の連結建築です。出入りする船の監視や藩主の御座船の発着場所として機能した水手御門は、海に直接開かれた「海城」ならではの極めて珍しい構造を持っています。白漆喰総塗籠の美しい三層三階の月見櫓は、隅石落としなどの実戦的な防御機構を備えつつ、瀬戸内海の景観に美しく調和しています。さらに、東側に移築された艮櫓(うしとらやぐら)も見応え十分です。

【天守閣復元計画の現在】展望デッキから眺める天守台と木造復元への歩み

かつて本丸に聳え立っていた高松城天守閣は、三層五階で最上階が下層より張り出す「南蛮造(唐造)」と呼ばれる威風堂々たる名建築でした。明治初期の老朽化によって解体されたものの、現在その天守閣を当時の工法で蘇らせようとする高松城天守閣復元計画が着実に進められています。

天守台石垣は平成の大改修によって解体・積み直しが行われ、現在は天守台の上に安全に見学できる展望デッキが設置されています。天守台へ渡る「鞘橋(さやばし)」を渡り、デッキの上に立つと、城内全域の海水堀や玉藻公園の美しい緑、さらにはサンポート高松の高層ビル群や瀬戸内海まで一望できる絶景スポットとなっています。古写真や詳細な内部図面の収集調査が続けられており、往時の荘厳な姿を取り戻す日への期待が高まっています。

【体験&名建築】名勝指定の「披雲閣」と水面を進む城舟体験「玉藻丸」

高松城跡の魅力は軍事遺構だけにとどまりません。三ノ丸に広がる披雲閣(ひうんかく)は、大正時代に旧藩主松平家の別邸として再建された大規模な近代和風建築で、本館をはじめとする建造物群が国の重要文化財に指定されています。伝統的な書院造と近代建築技術が融合した空間は見事のひと言で、昭和天皇・皇后両陛下が宿泊されたことでも知られています。建物を取り囲む枯山水の日本庭園は国の名勝に指定されており、手入れの行き届いた黒松の古木が静謐な美しさを醸し出します。

また、より間近で水城の風情を体感したいなら、内堀を周遊する和船の城舟体験「玉藻丸」への乗船がおすすめです。船頭のガイドを聞きながら、かつての殿様気分で水面すれすれから石垣を見上げるアングルは迫力満点。船上からも鯛へのエサやりが可能で、子どもから歴史ファンまで幅広い層に親しまれています。

【2026年最新ガイド】開園時間・入園料・割引情報と日本100名城スタンプの場所

史跡高松城跡(玉藻公園)を快適に観光するために、事前に押さえておきたい基本情報を整理しました。

■ 開園時間
玉藻公園の開門時間は日の出から日没に合わせて季節ごとに変動します。 ・東門:4月〜9月は5:30〜19:00頃、10月〜3月は6:30〜17:30頃 ・西門:通年でおおむね8:30〜17:00〜19:00(季節により閉門時刻が変動) ※城舟体験や披雲閣の内部公開などは受付時間が異なるため、日中の訪問が確実です。

■ 入園料と各種割引
・大人(16歳以上):200円
・小人(6歳以上16歳未満):100円
・6歳未満:無料
※20名以上の団体割引があるほか、障害者手帳の提示による減免制度も用意されています。非常にリーズナブルな価格設定で本格的な城郭散策が楽しめます。

■ 日本100名城スタンプの設置場所
公益財団法人日本城郭協会が選定する「日本100名城」のスタンプ(No.77)は、公園の主要出入口である東門発券所窓口および西門発券所窓口に設置されています。入園時に係員に声をかけることでスムーズに押印できます。

【アクセス&駐車場】高松駅すぐの好立地!車・公共交通機関での行き方

史跡高松城跡は、県庁所在地の中心駅すぐという抜群のロケーションに位置しています。

■ 公共交通機関でのアクセス
・JR「高松駅」から徒歩約3分〜5分
・ことでん(高松琴平電気鉄道)「高松築港駅」から徒歩約1分(西門入口が至近)
高松空港からはリムジンバスで「高松駅」または「兵庫町」下車後、徒歩圏内です。

■ 車でのアクセスと駐車場
・高松自動車道「高松中央IC」または「高松西IC」から車で約20分〜25分。
玉藻公園には東門側に無料の専用駐車場(乗用車約57台分)が用意されています。ただし、週末や桜の開花シーズン、連休中は満車になりやすいため、その際は周辺の「サンポート高松地下駐車場」やJR高松駅前の大型コインパーキングを利用するのが安心です。

【史跡高松城跡(玉藻公園)】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:城内の観光にかかる所要時間はどれくらいですか?
A1:天守台や月見櫓、披雲閣の庭園をぐるりと歩いて回る標準的な見学であれば約45分〜1時間が目安です。城舟体験「玉藻丸」への乗船(約30分)や、披雲閣内部のじっくり見学、鯛のエサやり体験までフルで満喫する場合は1時間30分〜2時間ほど見ておくとゆったり楽しめます。

Q2:鯛のエサやりは予約が必要ですか?どこで購入できますか?
A2:予約は不要です。城内の内堀周辺(天守台近くの特設ベンチ付近など)に設置されたガチャガチャ形式の自動販売機等で、1個100円程度でいつでも購入できます。魚たちが勢いよく寄ってくるため、小さなお子様連れにも大好評です。

Q3:雨の日でも見学や城舟体験は楽しめますか?
A3:園内の散策や披雲閣の鑑賞は雨天でも可能ですが、石垣周辺や鞘橋は足元が滑りやすくなるため注意が必要です。なお、内堀を巡る城舟体験「玉藻丸」は、強風や大雨などの荒天時に運休となる場合があります。天候が不安定な日は現地の窓口で当日の運航状況をご確認ください。

まとめ:瀬戸内の海風と歴史ロマンを五感で体感する旅へ

史跡高松城跡(玉藻公園)は、日本三大水城としての希少な海水堀、生駒親正から松平家へと受け継がれた讃岐高松藩の重厚な歴史、そして名建築や庭園の美しさが見事に融合した稀有な史跡です。天守復元への歩みが進む中で、古の姿を想像しながら天守台に立ち、堀を泳ぐ鯛に餌をやる時間は、香川・高松の旅における忘れられないハイライトとなるはずです。高松駅至近という抜群の利便性を活かし、ぜひ次回の四国旅行でその奥深い魅力に触れてみてください。 (出典: 史跡 高松 城跡 玉藻 公園(Yahoo!ニュース))